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地域連携推進センターが「創立者のふるさと活動隊」の活動報告会を開催

自らの体験・調査を基に作成したプランを発表した(鳥取チーム) 駿河台キャンパスに展示された活動成果パネル

本学創立者3人の出身地(鳥取県・鳥取市、山形県天童市、福井県鯖江市)で実施した学生派遣プログラム「ふるさと活動隊」(本紙第720号既報)の活動報告会が10月28日、駿河台キャンパス・リバティタワーで行われた。参加した学生たちは、プログラムの成果や課題などをまとめ、3地域の自治体関係者らを前に発表。実践的な学びを通じ、地域活性に貢献するためのさまざまなプランを提案した。

鳥取チームは「鳥取(県・市)の魅力発信と交流拡大、岸本辰雄の認知度向上への取り組み」について報告。行ってみないとわからない鳥取の魅力や再訪したくなる理由についてのまとめや、地元ではあまり知られていない創立者・岸本辰雄の認知度向上のため、鳥取市立中央図書館に岸本の功績を発信するパネルを展示した。

天童チームは「首都圏の学生が考える天童市活性化への提言」として将棋にスポットを当て、国道沿いの道の駅にその場で天童の将棋文化に触れられる取り組みを行うことの提案や、天童市を舞台にした将棋アニメやマンガに登場した場所のマップづくり、アニメキャラクターを利用した地域活性化政策について提案した。

鯖江チームは「鯖江市のブランド力向上への提言」をテーマに、若者が地域から流出している同市の課題の対策として、旅行要素を併せ持ち複数の地元企業で就業体験ができるインターンシッププランの提案や、若者のUターンを促進するPR戦略などの取り組みについて紹介した。