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国際武器移転史研究所・国際セミナー「冷戦期国際航空研究の新動向」について理解を深める

第一報告をするザイディ博士

国際武器移転史研究所(所長=横井勝彦商学部教授)は11月24日、国際セミナー「冷戦期国際航空研究の新動向—脱植民地化とジェンダーの観点から—」を駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催した。

このセミナーでは、世界各国の航空機産業と航空産業に注目し、大戦間における軍民両用技術のアジア・南米への移転の連鎖と、それを背景とした大衆航空文化拡大の世界史的意味を追求することを目的としている。

第一報告は、ラホール経営大学のワカー・ザイディ博士が「アメリカ合衆国がパキスタン民間航空の発展に果たした役割、1947-1957」について解説。第二報告ではカンザス州立大学准教授のフィル・ティーメイヤー博士が「ジェット時代のフェミニズム—エミリオ・プッチ、メアリー・ウェルズと1960年代ブラニフ航空のスチュワーデス—」についてそれぞれ報告し、理解を深めた。