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アセアンセンターでオープンデーを開催—— タイ人の明治大学留学経験者が運営をサポート

オープンデーの運営を担った現地の学生たち 明大ブースで来場者にチラシを配付

タイの高校生らに対して明治大学の魅力を知ってもらおうと11月9日・10日の2日間にわたって、タイ・バンコクにある明治大学アセアンセンターでオープンデーが開催された。

これは、同センターが設置されているシーナカリンウィロート大学の計らいで、同校のオープンデーと同時に開催されたもの。期間中、高校生を中心に全体を通して約1万人の訪問者があり、そのうち約300人が同センターを訪れた。当日は、潜在的留学希望者に明治大学のPRや留学説明等を実施。タイ人の明治大学への交換留学経験有志がボランティアとして、訪問者の対応にあたった。

これを契機に、タイ人本学留学経験者の相互の親睦を図る場や明治大学とのつながりを維持・強化する機会を提供する目的で、センターの支援による親睦会が開催された。この親睦会に参加した約30人の呼びかけにより、タイ人明治大学留学生同窓会(仮称)が設立され、その会員の数は現在までのところ約50人に達している。

こうした行事や留学経験者たちによる自発的な支援活動を通じて、タイにおける明治大学の知名度を高め、タイ人の明治大学への留学の数を増やすことを企図している。さらに、タイ人本学留学経験者同士の親睦や結束に寄与し、タイにおける明治大学サポーターの輪を広げることにより、タイと明治大学、そしてタイと日本との懸け橋となる優秀な人材の育成に寄与していく。
(アセアンセンター長・小沼廣幸特任教授)