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国際日本学部が10周年をテーマにマスコミ交流会を開催

意気込みを示す鈴木学部長 登壇した(株)MATCHAの青木氏

明治大学広報戦略本部(本部長=飯田和人経営企画担当常勤理事)は11月9日、「国際日本学部創設10周年~10年の歩みとこれから~」と題したマスコミ交流会を駿河台キャンパスのリバティタワーで開催した。

この交流会はマスコミ関係者との交流や情報交換を目的に開催され今回で27回目。約90人のマスコミ関係者が集まる中、2008年に開設され今年10周年を迎えた国際日本学部をテーマに講演を行った。

最初に登壇した土屋恵一郎学長は、北京大学に「明治大学マンガ図書館閲覧室」が開設されたことや、ブラジルの「ジャパン・ハウス サンパウロ」へのマンガの寄贈など、マンガ・アニメなどのサブカルチャーと明治大学の関わりについて紹介した。さらに、国際日本学部設立の経緯などに触れ「世界の中の『日本』を考えるにあたって非常に重要な学問分野。新しい大学の姿を示した」と力説した。
続いて鈴木賢志国際日本学部長による講演が行われ「日本から学ぶ」「世界から学ぶ」「世界と日本をつなぐ」という3つのテーマに基づいて体系立てている国際日本学部の教育について解説し「国際日本学の先駆者として、他大学をリードしていきたい」と意気込んだ。

最後に、国際日本学部の1期生で(株)MATCHAの代表取締役社長の青木優氏が登壇。訪日外国人向けの観光情報サイトを運営するなど学部の教育内容を体現した卒業生の一人である青木氏は「非確実性が高くなるこれからの時代を生きる上で、大事な『切り口』を学ぶことができた」と、学部での学びを振り返った。

会場を移して行われた名刺交換会では、大学役職者らとマスコミ関係者が交流。明治大学の持つ多様な教育・研究活動について情報発信が行われ、盛会のうちに終了した。