Go Forward

連合父母会 2019年度「事業計画」骨子案を策定

「明大のパワーは皆さんの支えがあってこそ」と土屋学長

明治大学連合父母会(今村健連合父母会長)は11月10日、駿河台キャンパス・大学会館3階父母センター会議室で役員会を開催。2019年度の事業計画として、父母会総会・父母懇談会日程をはじめ、学生支援事業、奨学金事業などの骨子案を策定した。あわせて、来年度の会議日程などを決定した。

大学からは連合父母会名誉会長を務める土屋恵一郎学長と父母会担当の中村義幸教務担当常勤理事が出席した。

開会に先立ち、あいさつした土屋学長は、中国父母会の立ち上げが北京大学で行われたことを報告するとともに、和泉キャンパスの新教育棟建設などに触れ、学生の学習環境を整備していくと述べ、さらなる支援を呼びかけた。

続く中村理事は、「校友会と父母会は、まさに大学を支える両輪だ」と述べ、日頃の父母会活動ならびに大学に対しての感謝の意を表し、大学の創立140周年、150周年に向けてさらなる協力を求めた。

役員会には、今村連合父母会長をはじめ、地域代表役員・顧問の26人が出席した。

審議に先立ち今村会長は、新体制発足4カ月を振り返りながら、(1)地方活性化、(2)父母会のグローバル化、(3)学生支援の充実に引き続き取り組んでいく意向を示した。中でも地方活性化策として、入学者の7割超が首都圏出身者ながら、スポーツ推薦入学は、逆に地方出身者が7割を占める現状を踏まえ、「この感動を地方に。全国に。Mスポ全力応援宣言!」プロジェクトを推進・拡充させていきたいと意気込みを述べた。


2019年度「事業計画」骨子案(抜粋)

(1) 連合父母会の事業

  1. 父母懇談会
    5月末から7月にかけて全国各地で開催する。大学開催地区の新入生コーナーの設置について、対応人員の確保なども含め大学と協議する。海外父母会は、別途計画する。
  2. 広報事業
    例年どおり「明治大学広報」(本紙)全号を会員に送付する。その他にも、ホームページを基軸に、父母会にかかわる情報の発信と共有化を図り、大学と父母会員とのコミュニケーションを促進する。
  3. 卒業記念品
    例年と同じく2020年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。
  4. 学生支援
    大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。
    また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。
    日本人学生が海外に留学する場合の助成として、海外に留学(協定校・認定校)する学生を対象に、留学経費の一部として、安全・安心にかかわる留学保険経費の助成を行う。
  5. 教育・研究の後援
    学生を対象とする教育と研究の取り組みを支援する。

(2) 連合父母会の運営

  1. 地区運営費
    明治大学連合父母会地区交付金に関する規定に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費および地域父母会活動助成費を交付および助成する。
  2. 父母交流会
    西日本34地区を対象として、2019年11月24日(日)に、駿河台キャンパスで開催する。
  3. 会議
    会長会議は、海外父母会の会長も交えて、2019年5月11日(土)と7月20日(土)に駿河台キャンパスで開催する。
    役員会は、同年5月10日(金)、7月19日(金)、11月9日(土)の年3回開催する。

(3) 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)。GPAが2.20以上かつ経済的理由により修学が困難な学部生に給付する一人あたり25万円、最大100人までの「連合父母会一般給付奨学金」を継続して実施する。