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連合駿台会寄付講座 「GINZA SIX」を率いる桑島社長が登壇



リバティアカデミーの明治大学連合駿台会寄付講座「異分子結合によるGINZA SIXの挑戦」が11月9日、駿河台キャンパス・グローバルホールで開催された。

2017年4月に開業した世界有数の高級商業施設「GINZA SIX」を運営する、GINZA SIXリテールマネジメント(株)代表取締役社長の桑島壮一郎氏(1980年文学部卒業)を講師に迎え、同施設の開発秘話などについて話題が展開された。

桑島氏が率いるGINZA SIXリテールマネジメントは、J.フロントリテイリング・大丸松坂屋百貨店、森ビル、Lキャタルトンリアルエステート、住友商事の4社が共同出資によって設立した運営会社。前半は、121の旗艦店を含む241店舗のラインナップをはじめ、ストーリーのある上質な空間を演出した内装環境とプロジェクションマッピングを活用したアート展開、プレミアムラウンジなどVIP対応を充実させたサービス戦略、季節に応じた多様なイベントを企画するプロモーション戦略など、GINZA SIXの魅力が余すところなく披露された。

後半では、国内基準の物販スポットではなく“世界基準の新たな価値創造”を目指し、異業種4社のノウハウ、スキル、ネットワークなど強みを生かしたプロジェクトの数々を解説。「コンセプトは“Life At Its Best”(=最高に満たされた暮らし)。商品の提供から体験の提供へ、想定外をいかに感じさせられるか、五感を越えた六感に挑戦したい」と締めくくった。

会場には学生をはじめ社会人など約150人が来場。質疑応答が途切れることなく終了時間まで行われるなど、最先端の画期的な取り組みに触れることができるまたとない機会となった。