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オープン講座「人生100年時代のセルフメディケーション」

セルフメディケーションの大切さが示された鼎談

リバティアカデミーは11月24日、がんと遺伝を正しく知り、セルフメディケーションについて考える講座を駿河台キャンパスで開催した。

第一部では、コーディネーターを務めた上原征彦元専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授による「セルフメディケーション」についての基調講演に続き、NPO法人クラヴィスアルクス理事長、ゲノム医療当事者団体連合会理事長の太宰牧子氏が登壇。自身の経験に基づき、これまでの取り組みや患者の視点で正しい知識と情報を持つことの重要性等について講演が行われた。

第二部の鼎談では、両講師に順天堂大学大学院医学研究科難治性疾患診断・治療学先任准教授、同大医学部附属順天堂医院ゲノム診療センター副センター長である新井正美医師が加わった。遺伝と病気について、最新の検査方法を含め分かりやすく解説がなされ、医師と患者が互いに寄り添い、各人に相応しいセルフメディケーションを実践していくことの大切さが示された。

参加者からの質疑応答では、具体例を基に活発な対話がなされ、「安心した」「今気づけてよかった」との声が寄せられた。
(社会連携事務室)