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鳥取市「地方創生ストリートミーティング」に明大生6人が参加

和やかな雰囲気の中、活発な意見交換が行われた

創立者・岸本辰雄の出身地で、明治大学と連携協定を結ぶ鳥取市が11月14日「地方創生ストリートミーティング」を、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。本学から鳥取市出身者と学生派遣プログラム「創立者のふるさと活動隊」で鳥取を訪問した学生6人が参加した。

このストリートミーティングは、鳥取市が若い世代のためのまちづくりを推進する一環として2016年度から実施。深澤義彦市長が大学等を訪問し、若者の声を市政に反映させる取り組みとして行っている。昨年度からは、首都圏の大学生の声を聴く機会として明治大学でも開催し、今回は首都圏での効果的な情報発信や、若者が住みたくなるまちづくりについて自由な意見交換が展開された。

参加者は「美しい自然や豊かな食、住民が主役となって起業や地域活性化に取り組める環境が鳥取の強み」と話し、これらを東京でよりPRすることが交流人口拡大や移住につながる、と意見を交わした。また、Uターン就職の話題では「都会でないと良い企業、大きい企業に就職できないイメージがある」との声もあり、地元の優良企業が若者に認知されず、故郷での就職に意識が向いていない現状が明らかになった。

ミーティングを終えた参加者は「市長の考えを生で聴く貴重な機会だった。同年代の学生が鳥取に対して多様な捉え方をしていて興味深かった」と感想を話した。
(社会連携事務室)