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国際日本学部・山脇啓造ゼミ「多文化共生プレゼンコンテスト」で最優秀賞を受賞

山脇ゼミの集合写真 「Tokyo Borderless」の取り組みをプレゼンテーション

東京都主催の多文化共生プレゼンコンテスト「多文化共生都市をめざして—学生が考える東京の未来」が12月8日、東京国際フォーラム(千代田区)で開催された。明治大学から出場した国際日本学部・山脇啓造ゼミ(多文化共生論)は、東京女子大学、法政大学、早稲田大学の3つのゼミ、外国人留学生チームとプレゼンテーション内容を競い合い、最優秀賞を受賞した。

山脇ゼミの3・4年生6人の提案は、日本人と外国人が、言語の壁を越えて互いに交流ができる「Tokyo Borderless」という運動会を開催するという取り組み。11月3日「文化の日」を「多文化の日」とし、「Tokyo Borderless」を通して日本人と外国人という枠組みにとらわれず、一緒に日本社会をつくり上げる仲間だという意識を強めることを訴えた。さらに、中野区をはじめ順次都内各地で同様な運動会を開催することで、2020年に完成する新国立競技場で東京全体の大会を実現することが最終目標として掲げられた。

同コンテストは、東京を多様性が尊重される都市とし、互いの文化や生活習慣を尊重できる「多文化共生社会」を実現するために効果的な取り組みを都内の学生が提言することを目的としており、東京人権啓発企業連絡会が多文化共生を含む人権啓発への取り組みを紹介し、多文化共生に向けた学生と企業関係者の意見交換の場にもなっている。なお、同コンテストの企画・運営は、例年、参加ゼミの学生が担当するなど、複合的な学びの機会としても位置付けられている。