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就職キャリア支援センター「高校生向けキャリア形成出張講義」を初開催

グループワークで自己理解を深める高校生たち

就職キャリア支援センターはこのたび、高校生の自己理解・職業観向上を目的としたキャリア形成支援のための出張講義を企画。初めての試みとなる講義を11月30日、千葉県立小金高等学校で実施した。

同校の1年生60人を対象にした当日の講義は「進路(将来)を意識した高校・大学生活の過ごし方」と題し、就職キャリア支援センターの職員が担当。初めに、就職を取り巻く環境や社会に出たら求められる能力、高校と大学の違いなどについての説明に続いて、自己理解を促すために二人一組で質問し合いながら自らの能力、価値観、興味・関心について掘り下げるグループワークが行われた。担当者からは、「自分がどういう特性を持った人間で、今後何をやりたいか客観的に認識することが重要」など自己分析の大切さが解説されたほか、大学・学部選択のポイントや目的意識を持って学生生活を充実させることの重要性を伝えるなど、“就職の明治”のノウハウを存分に生かした内容となった。
参加した高校生からは、「高校生のうちから自己理解を深め、いろいろとチャレンジしていくことが大事だと思った」「社会に出てから求められる能力を理解できたので、それを踏まえて大学を選びたい」「自分らしさが大事だと気付いた。失敗しても次に生かしたいと思った」といった声が聞かれるなど、今後の進路選択や主体的な行動を考えるきっかけになった様子だった。