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和泉キャンパス「ONE WEEK CAREER FESTA 2018」

土屋学長による講演 自分らしさについて語る山口氏

文系6学部の1・2年生が通う和泉キャンパスで12月3日~7日までの期間、卒業後の進路を早期にイメージさせることを目的としたキャリア支援セミナー「ONE WEEK CAREER FESTA」が和泉図書館ホールで開催された。

 留学、就職、大学院などさまざまなキャリアについて考えるテーマが用意された本企画は今回で3回目。それぞれの担当者による概要説明や先輩学生による体験報告会など気軽に参加できるセミナーとなった。

 今回は特別講演が2本企画され、初日の3日には、2016年ミセスワールド日本代表の山口真紀氏(2011年グローバルビジネス研究科修了)が「自分らしく働くということ。次世代の働き方を考えてみよう。」と題して講演。同氏のこれまでの経験を基にした内容で学生たちは大いに刺激を受けた様子だった。

 最終日の7日には、「就職と学生生活~就活ルールのこれから~」をテーマに土屋恵一郎学長が登壇。日本私立大学団体連合会就職問題委員会委員長、文部科学省就職問題懇談会副座長を務める土屋学長は、就職活動ルールにおける経緯やさまざまな議論を踏まえながら、「大学の立場は学生が学業に専念できる環境を整えること」と力説。その上で、「未来から逆算して自分の職業を考えなければいけない」「AIをうまく社会の中で活用できるマネジメント能力に長けた人材が求められている」「自分のやりたいことと職業が必ずしも一致しなくても良い。自分の中の多様さを生かすべきだ」など自らの将来を考えるためのアドバイスがいくつも披露され、未来の可能性が広がる1・2年生にとっても貴重な機会となった。