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米子東高校で高大連携教科研修プログラムを開催

熱心に耳を傾ける米子東高の生徒たち 明大の取り組みを紹介するパネルが展示された

明治大学は12月12・13日に、鳥取県立米子東高等学校において「高大連携教科研修プログラム」を開催した。

これは、高大連携の強化を主な目的とする新たな取り組みの第一弾として、本学創立者の一人である岸本辰雄の出身県・鳥取にある米子東高校で開催したもの。

2日間にわたり、本学のコーディネートによって、灘・開成高校など、全国屈指の高校から高い指導力を有する教員5人が集まり、国語・公民・数学・理科(地学)・英語の特別授業を行った。生徒たちは、「とても分かりやすい授業で、もっと掘り下げて勉強したくなった」と目を輝かせていた。

本プログラムは、高いレベルの授業を受けることによって、「生徒の知的好奇心の喚起を図る」ことに加え、「高校教員の教科指導法の相互研修」という目的も兼ねており、県内外から集まった約30人の教員も特別授業に参加。終了後には、それぞれの教科で、講師と参加教員による「研究協議会」を開催し、教科の指導法についてディスカッションを行った。参加した教員からは、「指導法について大変勉強になった。明日からの授業に生かしていきたい」という感想があった。
また、プログラム実施に合わせて、校内では「明治大学WEEK」を開催。校舎入口付近に明大ブースを設置して、ポスター掲示・資料配布などを行い、知名度アップを図るとともに、 13日には本学職員による「大学説明会」を実施し、大学の最新情報を届けた。(企画課)