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堀江特任補佐がグローバル人材について中野八王子高で講演

付属中野八王子高等学校が2・3年生を対象にした講演会「なぜ日本にグローバル人材が必要なのか?」を12月19日、同校講堂で開催し、堀江正彦学長特任補佐が講師を務めた。

当日は、矢作健輔教諭が学年主任を務める2年生306人を中心に、白井利剛教諭が学年主任を務める3年生の内46人が加わり352人が参加。森守校長も講演を傍聴した。

堀江特任補佐からは、グローバル人材としての人間力をつけるには「異文化理解力、情報発信力、知識技術力、総合調整力をつけることが重要」と語られ、さらに「情熱と強靭性を持ってまい進することが重要な要素になる」と、外交官生活40年有余における経験談を交えて熱弁をふるい、大いに刺激的な内容となった。

生徒たちからは、「何でも日本が世界で一番と思い込んでいたが、そうではないことを知って驚いた」「世界の主な宗教のことを理解することが異文化理解力に資する話はよく分かった。これまでの宗教に対する考え方が変わった」などの感想が述べられるとともに、「日本の強みをどう考えるか」「日本は全体としてグローバル化する必要があるか」「日本の伝統的な生活を維持していくことも重要ではないのか」などの鋭い質問もあり、充実した講演会・座談会となった。
(堀江正彦学長特任補佐)