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商学部 シンガポール国立大の学生と共同研究—日本のファッション・マーケティングを学ぶ

SHIBUYA109でレクチャーを受ける学生たち 最終日には成果報告会を行った

商学部は12月10日~17日、ファッション・ビジネス研究に関する日本・シンガポール共同プログラムを、駿河台キャンパスを拠点に実施した。

これは、日本学生支援機構(JASSO)の支援を受け、商学部の菊池一夫教授がシンガポール国立大学のヘンドリック・マイヤーオーレ准教授と協力し、明治大学の学生54人とシンガポール国立大学の学生13人が日本のファッション・マーケティング、ファッションに関する消費文化を学ぶプログラム。今年度で5回目となる。

今回は、両大学の学生同士が複数チームを形成し、(株)SHIBUYA109エンタテイメント、(株)チュチュアンナ、(株)松屋、ヤマトホールディングス(株)、東京販売士協会の協力を得て、店舗見学やフィールドワークなどを実施。企業・団体からの丁寧な講義が行われた。

また、企業への提案では、銀座松屋から「百貨店の店舗内情報化の推進、訪日外国人客への銀座松屋の対応策」、(株)チュチュアンナから「東南アジア進出の際の参入方式、参入国」、東京販売士協会から「訪日外国人客への小売店対応、小売店の決済のスマート化推進」といった課題が提示された。両大学の学生は日本語や英語を用いて協力しつつ、意見交換をしながら企業からの課題に対する解決案を短時間で作成し、それぞれ経営幹部の前で報告を行った。