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神田明神創建1300年記念 金融紫紺会がキャッシュレス時代を考察「宇崎竜童 祝賀ライブ&トーク」を開催

最後は登壇者全員による恒例の“神田一本締め”でお開き ブロックチェーンの活用を論じる橋本教授

明治大学金融紫紺会(会長:森宮康名誉教授)は12月21日、本学特別功労者である音楽家・宇崎竜童氏、作詞家・阿木燿子氏の協力の下、「神田明神文化交流館」開業を祝した、神田明神創建1300年記念行事「宇崎竜童 祝賀ライブ&トーク」を同交流館で挙行した。

「伝統と革新」を旨とする神田神社は、キャッシュレス時代を迎える中、世界各国の最新事例を研究している明治大学金融紫紺会/ブロックチェーン研究会と神社におけるブロックチェーンの活用について研究協力し、さらに、宇崎氏・阿木氏が音楽を通じた千代田区町おこし活動に長年尽力していることなどから実現したもの。

冒頭、大鳥居信史神田神社宮司による歓迎のあいさつで始まった第一部の祝賀ライブでは、宇崎氏・阿木氏がかつて熱田神宮および明治神宮の記念行事の際に奉納した歌や、天皇皇后両陛下が作詞作曲された歌など、心が籠った14曲を熱唱。

続いて第二部では、「ライフサイクルサポートとしてのブロックチェーン」と題し、モデレーターの森宮名誉教授とともに聴き手として宇崎氏・阿木氏が登壇し、「送金・環境保全・農業・物流・音楽配信・予約無断キャンセル防止」など普段の生活にどのようにブロックチェーンが活用されるかをテーマに、清水祥彦神田神社権宮司をはじめ実業家がキャッシュレス時代における神社の取り組みと承継についてトークを実施。また、企業と連携してブロックチェーンを活用した実証研究に取り組んでいる専門職大学院グローバル・ビジネス研究科の橋本雅隆教授も登壇し、研究事例が披露されるなど満席の約300人の参加者とともに考察を深めた。

(社会連携事務室)