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2019年度一般入試志願者数が3年連続11万人超え

全学部統一入試で初めて英語4技能方式を導入

足早に試験会場を目指す受験生たち(2月13日、駿河台キャンパス)

明治大学の2019年度入学試験は、3月4日に出願締切となる大学入試センター試験利用入試(後期日程)など一部を除き試験日程を終えた。特別・推薦入試を除く一般入試の志願者数は2月末の時点で11万1304人。定員管理の厳格化などで志願者数は5年ぶりに減少したものの、3年連続で11万人を超える結果となった。

2019年度入学試験では、全学部統一入学試験において初めて農学部、経営学部、国際日本学部、総合数理学部で英語4技能試験(資格・検定試験)を活用した受験が可能となったほか、一般選抜入学試験の商学部、経営学部、国際日本学部においても昨年に引き続き、英語4技能試験を用いた入試方式が実施された。

入試種別ごとの志願者数では、各学部が実施する「一般選抜入試」が5万8257人(前年度比91.9%)。多くの学部が志願者を減らす中、商学部、総合数理学部は志願者数が増加。ビジネス分野やAI、ICT、IoT関連を学ぶことができる学部への人気を反映する形となった。

本学キャンパスと全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・北九州)が会場となる「全学部統一入試」は2月5日に実施。志願者数は2万1776人(前年度比100.7%)で、農学部、経営学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部、総合数理学部が志願者を伸ばし、全体では昨年から微増となった。

「大学入試センター試験利用入試」前期日程の志願者数は3万1271人(前年度比90.0%)。後期日程は、商学部、理工学部(機械工学科を除く)、総合数理学部で3月4日まで出願を受け付けている。本学の最終志願者数は3月上旬~中旬に確定する。