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長堀顧問がフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章

(左から)クリスチャン・ポラック氏、長堀顧問、ルセック公使

学校法人明治大学の長堀守弘顧問がこのたび、フランス共和国政府の芸術文化勲章シュヴァリエ(騎士)を受章した。

芸術文化勲章は、フランス文化省が運用する名誉勲章で、芸術・文学の領域での創造、もしくはこれらのフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物に授与されるもの。長堀顧問の受章は、宝石・貴金属輸出入、製造加工、販売などを行う㈱ナガホリの創業者としての功績や「森杏太郎」名で行う詩人としての文学活動、さらには学校法人明治大学理事長時代(2008~2012年度)のシモーヌ・ヴェイユ基金設立やクリスチャン・ポラックコレクション展など日仏関係におけるさまざまな取り組みで中心的役割を担ったことなどが評価された。

1月18日、フランス大使公邸(東京都港区)で執り行われた叙勲式には、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長はじめ大学関係者も多数列席する中、在日フランス大使館のジャン=バティスト・ルセック公使から祝辞とともに勲章が授けられた。

今回の受章について長堀顧問は「本来ならば中央図書館関係者が受章にふさわしいが、当時の小生の役職により代表者として受章したものだと思う」と喜びを語った。