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国際混住寮「明治大学グローバル・ヴィレッジ(MGV)」が竣工

和泉キャンパスに誕生したMGV

さまざまな交流が育まれる工夫が施されている(上・1階共用リビング、下・居室ユニット内リビング)

国際化および共創的学習・教育の推進の一環として、和泉キャンパスC地区(旧NTT和泉町社宅跡地)に整備した国際混住寮「明治大学グローバル・ヴィレッジ(Meiji Global Village=MGV)」の竣工式が3月22日、現地で執り行われた。明治大学からは、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長をはじめ、法人役員、大学役職者が列席。永福稲荷神社の神職による神事式に続いて、施設見学と直会において事業主への感謝状を贈呈した。

今回の整備事業は、PFI的手法を用いた本学初の試みで、自己資金は利用せず、共立メンテナンスグループ(事業主:㈱共立メンテナンス、総合監理:㈱共立エステート、設計監理:㈱石本建築事務所、施工:㈱福田組)が主体的に設計・施工・管理・運営を行うスキームとなる。直会であいさつに立った柳谷理事長は、共立メンテナンスグループへ謝意を述べた上で「海外からの留学生と地方出身の学生が共に生活し学ぶ場。キャンパスの中からグローバル化が期待される」と太鼓判を押した。続いて土屋学長は、自身の和泉キャンパス・グローバル化構想を明かした上で「計画中の和泉新教育棟も含めて、グローバルキャンパスの基礎ができた」と胸を張った。

MGVは、外国人留学生と日本人学生が学習スペースや交流スペースを共にしながら生活し、国際コミュニティを形成していく「学びの場」がコンセプト。地上3階建ての1階中央部には、寮全体の共用部としてレストラン、リビング、キッチン、学習室などを配置し、東西に分かれる住棟の1~3階には、リビングを中心とした6つの個室から成る居室ユニットが36ユニット・計216室が設置される。日常からさまざまなコミュニケーションが生まれ、交流が育まれる工夫が各所に施されており、今春から日本人学生132人、外国人留学生84人が入居予定となっている。