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ペンシルベニア大学の授業を“日本にいながら”体験「アカデミック英語プログラム」を実施

米・トップスクール講師による80時間の授業を受けた

国際教育センターは2月18日~3月15日の期間、本学の海外留学促進施策の一つである「学生の英語力強化」を目的とした「ペンシルベニア大学ELPアカデミック英語プログラム」を和泉キャンパスで開講した。昨年に続き2回目の実施。

本プログラムは、春季休業期間中に、世界でも有数のトップスクールである米国ペンシルベニア大学English Language Programsから講師を招へいし、短期集中で実施するもので、英語圏での留学に役立つアカデミックな英語スキルを習得させることを目的としている。プログラムの成績は受講前後の英文エッセイも含め評価され、2単位が付与される。

14人の参加学生は、午前の「Academic Reading & Writing」の授業では、留学で必要となるアカデミックな文章の読解・記述能力を徹底的に養成し、午後の「Leadership」及び「Communication & Social Media」をテーマとした授業では、レポートやプレゼンテーションにも挑戦した。

20日間にわたるプログラムの合計授業時間は80時間。参加学生は全て英語で行われる1日2コマ計4時間の授業に加え、予・復習を習慣づけるため、授業後に1時間の「Self-study」にも取り組むなど、英語漬けの日々を送った。

今夏からデュアルディグリープログラムで米国フィラデルフィアにあるテンプル大学の修士課程でMedia研究などを学ぶ予定の髙野瑠音さん(政治経済学部3年)は「留学準備のために自分の大学でトップスクールの講師による授業を1カ月間受けられるのは大変貴重」と充実した表情で語った。また、小林花凜さん(政治経済学部1年)は、國立台湾大学での学部間協定留学を夏に控え「先輩が昨年受講したと聞いて興味を持った。論文の書き方(Writing)を初めて本格的に学び、グループでプレゼンも行うことができ刺激的」と積極的に臨んでいた。

また、学生の海外留学促進のために実施している本プログラムでは、要件を満たしている参加学生に対し助成を行うことで、学生の経済的負担のサポートも行っている。