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UCアーバインから講師を招き教授法を実践「国際FD研修」

研修の最後にはブラッシュアップされた模擬授業を実践

国際連携本部は3月11日~15日の5日間、海外協定校のアメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)から2人の講師を招へいし「英語による専門科目の教授法」をテーマに教員向けの国際FD(ファカルティ・ディベロップメント)研修を駿河台キャンパスで実施した。

研修には、商学部、理工学部、農学部、経営学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部、グローバル・ビジネス研究科に所属する教員11人が参加し、英語による授業の教授法やクラス運営法のほか、学生とのコミュニケーションや効果的な質問の内容・方法などについて、ワークショップや意見交換を通して学んだ。初日と最終日には受講者一人ひとりが模擬授業を実施し、講師がきめ細かいフィードバックを行った。実践形式も組み込まれた内容で、米国におけるアクティブ・ラーニングによる教授法を体系的にそして方法論として学び、英語に限らず日本語の授業にも活用できるメソッドを学ぶ機会ともなった。

明治大学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業(グローバル化牽引型)採択のもと、2023年度の「英語による授業科目数」の目標を850科目(全授業の6.3%)と設定しており、2018年度は目標を超える904科目を達成した。引き続き学生のニーズに応えるべく質・量のさらなる充実を促進していく。