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新地町と連携協定を締結

笑顔で握手を交わす土屋学長と新地町の大堀町長(写真右)

明治大学と福島県新地町はこのたび連携協力に関する協定の締結式を2月28日、駿河台キャンパス・グローバルフロントにて実施した。大学から土屋恵一郎学長、竹本田持副学長(社会連携担当、農学部教授)ら関係者と、新地町の大堀武町長らが出席した。

新地町は、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の一つで、明治大学と2012年1月に震災復興に関する協定を締結。明治大学はこれまで約7年にわたり新地町の復興支援に携わってきた(本紙640号、701号既報)。このたび、この協定が期間満了を迎えたことに伴い、震災復興のみならず人材育成、教育、文化、産業発展等の分野において相互に協力し、地域社会に貢献することを目的として新たな協定が締結された。

締結式であいさつに立った大堀町長は「今回、さらに一歩を踏み出す協定を結ぶことができた。大学が持っている知識やノウハウをお貸しいただければ」と期待を込めた。

それを受けて土屋学長は、ボランティア学生の受け入れなどの手厚い支援に謝辞を述べたうえで、「相互に得られるものがあるよう、明治大学の力を挙げてさまざまなことに取り組みたい」と述べ、協定書を取り交わした。