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大学院「合同進学相談会」を開催

現役大学院生によるパネルディスカッション 熱心な質問が飛び交う相談ブース 自らの経験を語る須田教授

明治大学大学院は5月25日、大学院への進学を目指す学生や一般の方を対象に、大学院での学びや進学の意義を紹介する「合同進学相談会」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。相談会には、専門職大学院を含む明治大学大学院全16研究科が参加。教員・大学院生による個別相談や奨学金説明会、施設見学ツアー、現役大学院生によるパネルディスカッションなどを実施し、363人が来場した会場は熱気に包まれた。

ガイダンス会場では、石川幹人大学院長のあいさつを皮切りに、須田努教授(情報コミュニケーション研究科)による特別講演「大学院で学ぶことの意義」が行われた。須田教授は、自身が大学院進学を選択した経緯や大学院生時代を振り返って紹介。続けて、「“何者かになるため”に“研究が日常”となる大学院」への進学を検討している来場者に向けて、「研究の方法論の更新」「自分の研究の検証」「生涯の仲間の誕生」を軸に大学院で学ぶことの魅力を解説。「分からないことが出てきた時に放っておかず楽しんで向き合える“誠実さ”を自覚的に学ぶことができるかが試される」と結んだ。

続く「大学院学生生活と助成について」と題したパネルディスカッションでは、3人の大学院生が登壇し、大学院教務主任の菊池浩明教授が進行。助手としての役割のほか、金銭的面でのサポートとして明治大学の外国人留学生向け奨学金や日本学術振興会の特別研究員制度についても触れた。

個別相談の会場では、研究科ごとに教員・大学院生が質問に応じる相談ブースや資料閲覧コーナーを設置。来場者は熱心に質問し、自らの進路に真剣に向き合っている様子だった。