リバティアカデミーは5月18日、オープン講座「少子高齢社会の負担のあり方~あなたの考える「幸せ」のあり方は?~」(共催:杉並区教育委員会)を和泉キャンパス・図書館ホールで開催。講師は、財政学・地方財政論が専門の星野泉政治経済学部教授が務めた。
星野講師は、少子高齢化と人口減少社会の現状について、「少子高齢化は世界的傾向であり、途上国といわれる国々でも、投資や工業化が進み、衛生や医療の程度がよくなってくると少子高齢化の方向に向かう」と国際的な視点から解説。続けて、GDP比でみた税・社会保障負担や政策分野別の社会支出割合、国別にみる賃金の男女格差などについて、日本と福祉国家と言われる北欧諸国の違い、あるいは共通点などを、豊富なデータと共に紹介した。人口減少に伴う税収減や地域格差への課題を解決する際、国籍や民族、性別、労働年齢など現状のシステムを前提としない、多様性に向けたコミュニティを考える必要があると考察し、講座を締めくくった。
当日会場は多くの人で埋め尽くされ、少子高齢社会での「幸せのあり方」に、興味・関心の高さをうかがわせる講座となった。
星野講師は、少子高齢化と人口減少社会の現状について、「少子高齢化は世界的傾向であり、途上国といわれる国々でも、投資や工業化が進み、衛生や医療の程度がよくなってくると少子高齢化の方向に向かう」と国際的な視点から解説。続けて、GDP比でみた税・社会保障負担や政策分野別の社会支出割合、国別にみる賃金の男女格差などについて、日本と福祉国家と言われる北欧諸国の違い、あるいは共通点などを、豊富なデータと共に紹介した。人口減少に伴う税収減や地域格差への課題を解決する際、国籍や民族、性別、労働年齢など現状のシステムを前提としない、多様性に向けたコミュニティを考える必要があると考察し、講座を締めくくった。
当日会場は多くの人で埋め尽くされ、少子高齢社会での「幸せのあり方」に、興味・関心の高さをうかがわせる講座となった。