Go Forward

校友会寄付講座「インバウンドの未来を切り拓く」青木社長が講演

会場内を歩きながら説明を行う青木氏

リバティアカデミーは5月24日、㈱MATCHA代表取締役社長の青木優氏を講師に招き、明治大学校友会寄付講座「インバウンドの未来を切り拓く」を駿河台キャンパス・グローバルホールで開催した。

青木氏は2013年3月に国際日本学部の1期生として卒業後、同年12月、訪日外国人が増え続けている現代において「日本の情報や魅力がまだ海外に届いていない、日本の良さを世界に発信したい」という思いから㈱MATCHAを起業。同社は日本文化の伝承と創出について明確なミッションとビジョンを持ち、訪日外国人観光客向けWebメディア「MATCHA」の運営をメインに、さまざまな企業や県・自治体と連携し海外への情報発信を行っている。

講演は、起業のきっかけとなった学生時代のインターンシップ参加や世界一周の旅から学んだ経験談から始まり、「訪日外国人が3000万人を超える時代を迎えた今、日本のインバウンドの未来のために伝えるべきことは何か?」をテーマに、インバウンド事業の作り方について独自の視点から分析・解説した。

また、講演の途中、受講者に向けて「この講義に期待することは?」「インバウンド事業を作るとしたらどうする?」という質問を投げかけ、周囲の方同士による意見交換を促し、さらに、マイクを片手に自ら場内を歩き回って受講者の意見を引き出す時間を設けるなど、会場の一体感を醸成し、まるで受講者参加型企画のような活気溢れる講座となった。

会場には学生をはじめ多くの社会人が来場。講演終了後には、青木氏への質問希望者が列を成すなど、日本におけるインバウンド事業の重要性の高まりを感じさせる講演となった。