Go Forward

「兒玉圭司『願晴る』研究振興賞」授賞式

(左から)小川副学長、土屋学長、受賞者の小椋教授、兒玉氏

6月11日、駿河台キャンパス・矢代操ホールにて「兒玉圭司『願晴る』研究振興賞」授賞式が挙行された。この賞は、本学校友の兒玉圭司氏(1957年経営卒・体育会卓球部総監督)による寄付金を原資に研究で顕著な功績をあげた本学の教員に贈られ、このたび新設されたもの。第1回目となる今回は、過去5年間の国際研究論文の論文数や被引用数等の評価を基に、理工学部の小椋厚志教授が受賞した。

小川知之研究担当副学長による本賞の概要説明に続いて、土屋恵一郎学長があいさつに立った。土屋学長は「賞が創設されて研究者の功績に報いることができるようになった」として兒玉氏に感謝の意を表すとともに、「受賞を励みに、明治大学の教員としてさらに研究で活躍していただきたい」と小椋教授に語りかけ、表彰状を授与した。

その後、兒玉氏が自らの造語「願晴る」という言葉に込めた思いに触れながら「小椋先生を表彰させていただくことは私の誇り。今後の活躍を心から祈念している」とエールを送った。受賞した小椋教授は「栄えある賞をいただき感激している。まさに『願晴る』の言葉のように、晴やかに願いに向かって進んでいきたい」と今後の研究活動への意気込みを語った。