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情報コミュニケーション学部 映画『新聞記者』学生向け試写会を実施—現代のジャーナリズムの実態について考える

作品にかける思いを語る望月氏

情報コミュニケーション学部は、6月11日、駿河台キャンパス・リバティタワーで映画『新聞記者』(6月28日公開)の試写会イベントを開催した。情報コミュニケーション学部と情報コミュニケーション研究科在籍者を対象として催され、250人が参加した。

この映画は、中日新聞社記者の望月衣塑子氏による同名小説を原作とした作品で、報道メディアと権力の関係性や役割、現代のジャーナリズムの実態について、学生が深く考えるきっかけになることを目的として試写会が実施された。

映画の試写に続いて、原作者の望月氏と、学部長の大黒岳彦教授によるトークセッションが行われた。社会部の記者として報道の最前線で活躍する望月氏は、メディアの持つ影響力や可能性について持論を展開。テレビ番組制作に携わった経験を持つ大黒教授と白熱した議論を繰り広げた。

最後に学生へのアドバイスについて問われた望月氏は、「社会に出て憤りを感じることもあるかもしれないが、妥協せず声を上げてほしい」と語り、「政治や社会を変えられる時代だ」と締めくくった。