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情報コミュニケーション学部 島田ゼミが外務省を訪問—アフリカ開発会議(TICAD)担当大使に提言

提言書を受け取る紀谷大使(右から4人目)

情報コミュニケーション学部・島田剛ゼミナールの学生が5月28日、外務省を訪問し、中東アフリカ局アフリカ部・国際協力局参事官の紀谷昌彦大使(アフリカ開発会議〈TICAD〉担当)に「人にやさしい経済発展を通して、暮らしやすいアフリカへ—TICAD7に向けて、日本とアフリカの2つの視点から考えたこと」と題した提言書を8月に開催されるTICAD7に向けて手交した。

この提言書は、島田ゼミの学生がこれまで外務省や国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所、国際協力機構(JICA)、㈱国際開発ジャーナル社などを訪問し、20人以上から行ったインタビューの内容や、学生257人のアンケート結果などを盛り込んで制作されたもの。

学生たちによる提言の説明を受け、紀谷大使は、「提言の中にある『人づくり』や『長期的視点』という考え方は、当たり前でありながら意識されづらく重要」と評価した上で、「アフリカの多様性や、自分たちが具体的にどうするか、ということを盛り込むとさらに説得力が増すのでは」と述べるなど、活発な議論が行われた。

この提言は「国際開発ジャーナル」7月号に掲載される予定。さらに、これまでのインタビュー結果などは島田ゼミのホームページ(https://researchmap.jp/goshimada/seminar/)で公開している。