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校友会千葉県支部 鵜澤總明氏を顕彰

表彰者と柳谷理事長(中央)(北海道支部総会)

元明治大学総長で明治中学校の初代校長でもあった鵜澤總明氏の生前の功績を称える顕彰式が、7月27日、「鵜澤總明博士頌徳碑」が設置された千葉県茂原市立新治小学校で挙行された。これは2019年10月に開催される「第55回明治大学全国校友千葉大会」の一環として実施されたもので、法人役員や、校友会、付属明治高等学校・中学校関係者らと、校友会千葉県支部の校友、さらに新治小学校と茂原市文化財審議会関係者ら約40人が出席した。

式典では飯田和人経営企画担当理事があいさつに立ち、鵜澤氏が4期にわたって明治大学総長を務めたことなどを紹介。さらに、2021年に迎える明治大学創立140周年記念事業の一環として、鵜澤氏に関する研究プロジェクトを計画している旨を報告した。

来賓あいさつに続いて献花や校歌斉唱などが厳かに執り行われ、顕彰式は閉式となった。

鵜澤總明(うざわ・ふさあき)1872~1955

1900年東京帝国大学法科大学卒。法学博士。人権派弁護士として知られ、関わった事件は、日比谷焼打事件、大逆事件、血盟団事件、帝人事件、相沢中佐事件など。戦後の東京裁判では弁護団長を務めた。1901年9月に明治法律学校(明治大学)の教壇に立つ。1912年に設立された付属中学の初代校長を務めたほか、法学部長、総長等を歴任した。