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明大生が外務省を訪問— 事務官らと地球環境問題について意見交換

意見交換は外務省の国際会議室で行われた

全学共通総合講座「世界情勢と日本そしてグローバル人材」(コーディネーター=中西晶経営学部教授)の受講生が6月27日に外務省を訪問した。これは、本講座で講師を務める外務省参与の堀江正彦学長特任補佐の働きかけによって実現したもの。

受講生は、気候変動課の小野浩隆首席事務官と、地球環境課の前川秀信上席専門官らを訪問。明大生の訪問を受け、前川専門官は、外務本省と大使館とが一体となった外交活動の概要と、地球環境問題に焦点を当てた国際交渉に関して説明を行った。さらに、小野事務官は、気候変動に関する国際交渉とパリ協定に関して解説した。

続く質疑応答では、2010年に合意された生物多様性に関する愛知目標や、プラスチック製品による海洋汚染に関する鋭い質問が寄せられるなど、明大生と事務官の間で白熱した意見交換が行われた。(学長特任補佐 堀江 正彦)