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明治大学創立140周年に向けて 理事長 柳谷 孝



向殿校友会長をはじめ、校友会の皆様には日頃より本学の発展に多大なるご尽力を賜っており、学校法人明治大学を代表し、厚く御礼を申し上げます。

さて、本日の定時代議員総会は、新校友会長をはじめとする次期校友会役員を選任する重要な総会でありますが、それに先立ってご紹介申し上げたいのは向殿会長のご功績であります。2期8年に残任期間も併せて10年間にわたり「明治はひとつ」の呼びかけのもと校友会を見事にまとめて活性化され、また本学の発展も支えていただきました。向殿会長のこれまでのご尽力に改めて心より御礼を申し上げますとともに、今後とも校友会はもちろん、学校法人明治大学の顧問としても引き続きのご指導を賜りますようお願い申し上げます。

ところで、本理事会もあと8か月程となりましたが、2018年度決算ではおかげさまで企業の純利益に相当する基本金組入前当年度収支差額が、前年度より5億円ほど増加して19億2,100万円のプラスとなりました。これも校友の皆様方からのご寄付に加え、学費改定や収容定員増そして水光熱費等をはじめとするコスト削減や保有アセットの見直し等に取り組まれた教職員の皆様の努力の賜物と存じます。

また、皆様ご承知のように2年後へと近づいた本学創立140周年でありますが、昨年末から140周年記念事業実行委員会を開催し、そのもとに4つの分科会を設け、周年事業の計画を具体化しています。2021年11月1日は、本学の創立記念祝日であり大安吉日でもございますので、この日に記念式典と祝賀会を開催することに決定しました。加えて記念事業の1つとして、来年3月着工予定で和泉キャンパスに新教育棟を建設いたします。今後も様々な計画が具体化していく中で校友会の皆様にはタイムリーに情報を発信してまいります。私も140周年記念事業の実行委員長として、2021年に向けて先頭に立って取り組んでまいる所存でございますので、校友会の皆様におかれましても引き続きのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びになりますが、本日の定時代議員総会の議事が滞りなく進みますことを祈念いたしまして、私からの祝辞といたします。