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最近、孫に天の川の説明をしていて気がついたことは、今まで、天の川銀河と太陽系と地球の回転面の関係を考えたことがないということだった。満天の星空を見ながら広大な宇宙に思いをはせることは、宇宙を創造した神様の意思を感じ取るための重要な感性を引き出すために役に立つに違いない。さて、天の川銀河の中心は、太陽系から約2万5千光年のところにある。夏空に見える「いて座」の方向にある。読者にも考えていただこう。もし、天の川銀河の回転面と、太陽系の回転面が同一面に乗っていて、地球は少し傾いているが太陽系の回転面にきちんと乗っているとする。夏の地球の夜の方向に天の川銀河の中心があるとして、天の川はどのように見えるだろうか。そう、天の川は星空の東西に横一線のように見えるはずなのである。しかし、実際は南北に縦一線に見える。ということは、太陽系の回転面は、天の川銀河の回転面に対して、傾いているのである。実際は63度程度傾いているらしい。恥ずかしながら新しい発見だった。