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聖マリアンナ医科大との共同研究会

聖マリアンナ医科大の教員発表に質問を行う久保田理工学部長

2019年度の「明治大学・聖マリアンナ医科大学共同研究会」が9月14日、生田キャンパス・第二校舎A館で開催された。両大学の抱える研究ニーズ(需要)とシーズ(種)に関する報告会やポスターセッションを通して、双方の研究への理解と新たな共同研究の発足を促すことを目的にした同研究会は4回目となる。

開会のあいさつには、聖マリアンナ医科大学の加藤智啓医学部長と明治大学の久保田寿夫理工学部長が登壇し、それぞれ両大学の研究のマッチングに対して期待を述べた。

続く第一部では、両大学7人の研究者から共同研究ニーズおよびシーズに関する報告が行われた。本学からは、石原康利理工学部教授、桑田茂農学部教授、二宮広和総合数理学部教授が、医療の現場での応用が期待される3つの研究テーマについて説明。

第二部は、研究室・実験室ツアーとして3つの研究室に参加者を招き入れ、3Dプリンターなど本学の施設・設備を紹介した。第三部の若手研究者によるポスターセッションを含めて、両大学の研究者間で活発な意見交換が行われ、盛会のうちに終了した。

両大学は2013年7月、教育・研究活動の連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。以降、教員同士による共同研究も着実に進展をみせるなど、今後もさらなる連携が期待されている。