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成田社会人大学3課程合同研修を実施

日頃の練習の成果を発揮し、会場を盛り上げた両学生団体

社会連携機構は、9月7日、駿河台キャンパス・グローバルホールで成田社会人大学3課程合同研修を実施した。

成田社会人大学は、千葉県成田市が1997年度から開講している市民大学で、毎年、明治大学が社会情勢や市民の学びのニーズに応じた3課程をコーディネートし開設している。今回の研修は、3課程の受講生が合同で明治大学を訪問する年一回の恒例行事となっており、今年は約60人が来校した。

前半は、学生公認サークル「マギー・グルッペ奇術研究会」(マジック、ジャグリングサークル)と「津軽三味線 響」による迫力のパフォーマンスで成田市受講生を歓迎。それぞれのサークルによる体験会も催され、多くの受講生が学生たちとの交流を楽しんだ。

後半は、特別講演に竹本田持副学長(社会連携担当・農学部教授)が登壇。「私たちの食の変遷からみる日本農業の課題」をテーマに、戦後の日本の食文化の移り変わりから、農業の6次産業化が各地で進められることになった経緯、さらにはこれからの日本の農業経済について、自身の経験や、成田市ほか近隣自治体の事例を挙げながら分かりやすく解説した。

今年度の成田社会人大学は各課程残り数回の講義を経て、11月16日に成田市スカイタウンホールで修了式が挙行される予定。(社会連携事務室)