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「第22回ホームカミングデー」を開催

今年も盛り上がりを見せた開会式 「母校へお帰りなさい」と柳谷理事長

年に一度、校友やその家族を母校に迎える「第22回ホームカミングデー」が10月27日、駿河台キャンパスで開催された。4000人を超える校友やその家族らが集い、懐かしい旧友や恩師との再会、学生との交流など晴れやかな秋の一日を満喫した。【8面に関連記事】

アカデミーホールで挙行された開会式は、フリーアナウンサーの吉澤美菜氏(2011年政経卒)の司会で進行。小林和司運営委員長(政治経済学部教授)の開式の辞に続き、主宰者の柳谷孝理事長は、「母校へおかえりなさい」と歓迎の意を示すとともに、 2021年に迎える創立140周年について、記念式典・祝賀会の開催や、明治大学創立140周年記念事業募金などの取り組みを紹介。「人類の平和と発展に貢献する人材を社会へ送り出すため、教育・研究環境の充実に取り組んでいきたい」と熱く語りかけた。さらに、大雨などの大規模自然災害で被災した人を対象とする入学検定料免除などの特別措置を決定したことを報告した。

続いてあいさつした土屋恵一郎学長は、「第1回ホームカミングデーの開催はリバティタワー竣工と同じ1998年。明治大学はさらなる躍進を遂げ、今まさにかつてないほど社会的評価が高まっている。校歌にもある不変の建学の精神のもとに教育・研究を行っている明治大学をぜひ支えていただきたい」とメッセージを送った。

来賓の北野大校友会長は「各地域で支部活動や後輩学生の就職支援など、校友会に参加して、世代を超えた母校への支援をしていただきたい」と呼びかけた。

その後、卒業後60・50・40・30・20・10年にあたる特別招待校友をそれぞれ代表し、▽㈱ナガホリのファウンダー会長で、2008年から明治大学理事長を務めた長堀守弘氏(1959年文卒)▽音楽家の宇崎竜童氏(1969年法卒)▽声優・マルチクリエイターの三ツ矢雄二氏(1979年文卒)▽オリコン㈱代表取締役社長の小池恒氏(1989年法卒)▽千葉県議会議員でアナウンサーの鈴木ひろ子氏(1999年文卒)▽東芝ラグビー部ブレイブルーパスの山本紘史氏(2009年政経卒)の6氏が、在学中の思い出や現在の仕事、母校への思いなどを語った。宇崎氏は自身が作曲し、夫人の阿木燿子氏(2008年特別卒業認定)が作詞した楽曲「さよならの向う側」など2曲をギターの弾き語りで披露した。最後は、参加者全員で肩を組み校歌を3番まで斉唱。蟹瀬誠一副運営委員長(国際日本学部教授)が閉会の辞を述べ、盛況の中、開会式が終了した。

開会式の後には、講演会や学生らによるパフォーマンスなど多数のプログラムを開催。恒例のマンドリン倶楽部コンサートや物産展、子供向け「キッズワークショップ」も多くの人が楽しんだ。