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司法試験合格祝賀会



合格者を代表してあいさつした西村さん(上)と谷川さん

2019年司法試験の合格祝賀会が10月9日、駿河台キャンパス・リバティタワー23階の岸本辰雄ホールで開催された。土屋恵一郎学長、柳谷孝理事長をはじめ法人役員・役職者、指導教員など関係者が多数出席し、合格者を祝福した。

祝賀会は土屋学長、柳谷理事長によるあいさつで開会。土屋学長は、「皆さんの助けを求めている人が日本中、世界中にたくさんいる。権利自由・独立自治の建学の精神を胸に、さまざまな問題に寄り添って」と合格者を激励した。柳谷理事長は合格者らのこれまでの努力と関係者の尽力に敬意を表し、「AIの発達とともにこれからの法曹には新しい知識が求められることになる。時代の変化をチャンスととらえて、これまで以上に研鑽を積んで」と一人ひとりに語りかけた。

続いて、村上一博法学部長、髙倉成男法務研究科長ら関係者が祝辞に立った。

さらに、合格者を代表して西村隼さん(既修者コース)、谷川千夏さん(未修者コース)の2人が登壇。西村さんは、「法務研究科で優秀な同期や先生、補助講師の方々と出会い、高い順位での合格を目指したいと思うようになった。今後も高い目標を設定し、より良い法律家になりたい」と力強く決意を述べた。谷川さんは、「授業やゼミでの勉強を通じて着実に力がつき、将来の法曹像が見えた。遠い夢が現実に成りうることを実感した」と喜びを語った。

今年の本学法務研究科からの合格者は26人、法学部からの現役合格者は1人(本紙第732号既報)。また、上記以外に明大の学部出身合格者は23人となっている(明治大学法制研究所調べ。10月末時点)。