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明大スポーツ新聞部 「校歌プロジェクト」土屋学長にプレゼンテーション



明大スポーツ新聞部が明治大学校歌の素晴らしさを明大生に伝えることを目的にホームページで掲載している特集記事「おお 明治~僕らの校歌プロジェクト~」。その一環として10月8日、土屋恵一郎学長にプロジェクトの進捗状況をプレゼンテーションした。同部は5月に「学生にとって“校歌”とは何か」をテーマに土屋学長にインタビュー取材を実施しており(本紙第729号既報)、今回はそれに続く形で新たな企画を提示した。

プレゼンテーションには明大スポーツ新聞部のほか、マンドリン倶楽部、応援団バトン・チアリーディング部、ハーモニカソサエティー、コピーダンスサークルCopiaの学生と大学の関係部署の部長4人が参加した。

校歌誕生100年の節目である2020年から、校歌が初めて公の場で歌われた10月28日を「校歌の日」と制定することや、明大生に対して校歌を広めムーヴメントをつくるための施策を発表した。

土屋学長はプレゼンテーションのフィードバックとして、「明治大学のブランド力が確立しているにも関わらず校歌を歌わないのはなぜか、という問題意識で戦略を練ることが前提条件ではないか」と指摘。その上で、「校歌の価値として、卒業後の社会のネットワークを意識し、世界の舞台で活躍する校友56万人とつながる『わたしのIDカードは明治大学校歌』という視点もあるのではないか」とアドバイスした。

学長への提案を終えて

明大スポーツ新聞部 髙橋 昇吾(経営学部3年)

2019年度プロジェクトリーダーの髙橋昇吾と申します。この度は、父母会をはじめ多くの方々のお力添えをいただき、土屋学長に提案させていただく機会を与えていただきました。提案を終えた率直な感想は、歌わずとも、現役学生が校歌を理解することの重要さを痛感したということです。プレゼンテーションの内容を踏まえた学長からのお話では、「以前より明治大学のブランドが上がっているのに、大学に愛着を持たないのはなぜなのかを考えなければいけない」とご指摘がありました。校歌を歌うことで、心の充足になると考えていた私たちにとって厳しいご意見でしたが、学長のこのプロジェクトに対する本気の熱意が伝わってきました。

私たちはここで立ち止まることなく、来年度の校歌100周年にちなんだ100の施策を、明治大学校歌認知度のさらなる向上のために実行して参ります。明大スポーツ新聞部だけでなく、アイドルカバーダンスサークルCopiaや明治大学交響楽団、マンドリン倶楽部など、校歌を愛するさまざまなサークルや部と共に協力していきたいと思います。学生らしく、同志である明大生に向けて、明治のアイデンティティを校歌に見出してもらえるように全力を尽くします。皆さまのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

明大スポーツ新聞 特設サイト「おお 明治~僕らの校歌プロジェクト~」