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ラグビー日本代表 田村選手が母校でトークイベント



「好きなことに100%全力で頑張って」と明大生にエール

ラグビーワールドカップ2019日本大会でスタンドオフとして活躍し、日本代表史上初のベスト8へ大きく貢献した田村優選手(2011年文学部卒業)が11月20日、駿河台キャンパスを訪れ、明大生向けのトークイベントをリバティホールで開催した。

会場のリバティホールには約500人の明大生が来場し、立ち見が出るほどの盛況の中、田村選手が大歓声に包まれて登場。はじめに、田村選手は先日の大会について、「ここでミスするとこの先ラグビーが注目されることは一生ない。今までのラグビー人生の中で1番プレッシャーがかかった試合だった」と激闘を振り返った。

さらに、田村選手と同じく本学ラグビー部出身で、お笑い芸人の笠原ゴーフォワード氏も登壇。現在も親交がある2人の、ラグビー部時代の思い出話など軽妙なやり取りに、会場から笑い声も上がりイベントは盛り上がった。

イベント後半には、体育会ラグビー部の武井日向主将(商学部4年)が動画メッセージで登場。田村選手と同じ高校出身の武井主将は、動画内で「プレッシャーのかかる試合で、平常心でプレーする秘訣を」と質問すると、田村選手は「完璧な準備をすること以外、平常心でやる方法はない。やれることを全部やって、最後は楽しんで」とアドバイスした。

最後は明大生に向けて「自分が好きなことのためであれば何でも犠牲にできるし、嫌な仕事なら辞めればいい。好きなことに100%全力で頑張ってください」とエールを送り、締めくくった。