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社会科学研究所 公開講演会 「自動運転をめぐる法整備の現在」



模擬裁判を交えて解説する中山教授

社会科学研究所は、11月16日、駿河台キャンパス・グローバルフロントにて講演会「自動運転をめぐる法整備の現在」を開催した。この講演会は、社会科学研究所が毎回さまざまなテーマを取り上げて開催している公開講演会で、34回目となる今回は、自動運転社会総合研究所初代所長の中山幸ニ専門職大学院法務研究科教授を講演者として催された。

中山教授はこれまで自動運転の社会実装に向けて、車両の高度化、道路インフラの改良のほか、交通ルールの改正や交通事故時の責任明確化など、早くから法整備の必要を訴えてきた。そして、ついに2019年5月に自動運転を一部許容する立法がなされたが、その経過について模擬裁判を交え分かりやすく解説した。集まった約60人の聴講者はメモを取るなど熱心に聞き入った様子で、自動運転に寄せる高い関心を感じさせる機会となった。