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就職キャリア支援センター「ALL MEIJIインターンシップ実習報告会を開催」



就職キャリア支援センターは、10月24日、駿河台キャンパス・アカデミーホールにて、2019年度「ALL MEIJIインターンシップ」の実習報告会を開催した。インターンシップに参加した約700人の学生に加え、インターンシップ受け入れを行った約250社の企業のうち約200社から、人事担当者などが出席した。

このインターンシップ制度は、実学を重視する本学の伝統を踏まえて、就職キャリア支援センターを中心に全学的体制の下で実施しているもの。企業・団体と提携し、事前に実習内容を検討しながら夏季休暇期間を利用した5日以上の「就業体験を伴うインターンシップ」を提供している。

報告会の冒頭、就職キャリア支援センター長の越川芳明副学長(学務担当、文学部教授)があいさつに立った。越川副学長は、「『ALL MEIJIインターンシップ』は、夏季休暇期間中の実施で、学生の学習時間の確保という点からも大変ありがたい」と受け入れ企業への謝辞を述べた。

続いて、就職キャリア支援センターの職員が今年度の実施状況を総括した。学生と企業のマッチング率が昨年度比で20%増加したことと、その理由として受け入れ企業による複数コースの設定や参加枠の拡大など、学生が参加しやすい環境づくりへの協力があったことが報告された。

さらに、受け入れ企業を代表して3社の人事担当者と、インターンシップに参加した学生を代表して6人が登壇。インターンシップの振り返りを行った。人事担当者からは、各社の実施内容に加え、参加した明大生の印象や、就職活動へのアドバイスなどが語られた。

学生らはそれぞれ受け入れ企業への謝意を表するとともに、「単純にその仕事をするためのスキルだけでなく、より良い仕事をするためにコミュニケーション能力や、積極的に学ぼうとする姿勢が大事だということを実感した」「インターンシップを通じて、地域の方と交流ができた。就職活動に留まらない出会いができた」とそれぞれに充実した体験を報告した。

会場を移して行われた意見交換会では、人事担当者と学生らが久しぶりに再会。会場内のあちこちで、笑顔で談笑する姿が見られ、これから本格化する就職活動を前に決意を新たにした様子だった。