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シドニー日本文化センターでレトロホラー展—明治大学の2つのマンガ図書館が協力



RETRO HORROR:Supernatural and the Occult in Postwar Japanese Manga(レトロホラー展:戦後日本マンガにおけるオカルトと超常現象)がThe Japan Foundation, Sydney(シドニー日本文化センター)にて開催されている。本展示は日本の怪奇マンガをオーストラリア・シドニーにて紹介する原画展で、開催にあたり、明治大学米沢嘉博記念図書館および明治大学現代マンガ図書館が協力した。

主に3人のマンガ家、ムロタニ・ツネ象、日野日出志、御茶漬海苔に注目し、原画・複製原画を約80点展示。さらに怪奇マンガの主要作家を、書籍展示で紹介。会場には閲覧コーナーも設置され、80冊以上の怪奇マンガを会場内で自由に読むことができる。2018年に米沢嘉博記念図書館で開催された「米沢嘉博の『戦後怪奇マンガ史』展」を参考にしつつ、新たな原画を迎え大幅にリニューアルされている。

10月18日のオープニングでは、日本文化やマンガに興味がある現地の人々を中心に日本人も含め160名を超える来場者でにぎわった。11月には展示作家の御茶漬海苔氏を招いて講演とワークショップも開催。展示は1月24日まで開催予定。(図書館総務事務室)