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連合父母会 2020年度「事業計画」骨子案を策定

明治大学連合父母会(須藤政弘連合父母会長)は11月9日、駿河台キャンパス・大学会館3階父母センター会議室で役員会を開催。2020年度の事業計画として、父母会総会・父母懇談会日程をはじめ、学生支援事業、奨学金事業などの骨子案を策定した。あわせて、来年度の会議日程などを決定した。

大学からは、連合父母会名誉会長を務める土屋恵一郎学長と、父母会担当の中村義幸教務担当常勤理事が出席した。

開会に先立ち、土屋学長があいさつ、8月下旬に行われた講演会「グローバル化する世界とアフリカ—SDGsの達成に向けて」(本紙732号既報)と、延辺大学の創立70周年祝賀記念式典に出席したこと(本紙733号既報)など、国際的な取り組みについて報告。「なお一層の研究力の向上を目指したい」と述べるとともに、日頃の感謝とさらなる支援を呼びかけた。

続く中村理事は、10月に韓国ソウル市で開催された父母会に参加したことを報告。「父母会の国際化が進んでいることが印象深かった」と述べ、感謝の意を表した。

会議の冒頭あらためてあいさつに立った須藤会長からは、連合父母会の活動目標として、①連合父母会の活動をweb発信すること。②第二の母校と思えるようスポーツ応援機会のさらなる創出へ取り組むこと。の2点が力強い意気込みとして述べられた。

2020年度「事業計画」骨子案(抜粋)

Ⅰ 連合父母会の事業

1 父母懇談会

オリンピック開催に伴う、春学期スケジュールの変更もあり、前倒し日程となる5月12日から6月27日にかけて全国各地で開催する。海外父母会については、連合父母会がフォローしていく。大学開催地区の新入生コーナーの設置も、好評だったことから実施する。

2 広報事業

「明治大学広報」(本紙)全号を会員に送付する。その他にも、ホームページを基軸とした情報発信とともに、父母会と大学、父母会員とのコミュニケーションを促進する。

3 卒業記念品

例年と同じく2021年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。

4 学生支援

大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。

また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。

日本人学生が海外に留学する場合の助成として、留学経費の一部として、安全・安心にかかわる留学保険経費の助成を引き続き行う。

5 教育・研究の後援

学生を対象とする教育および研究の取り組みを支援する。

Ⅱ 連合父母会の運営

1 地区運営費

明治大学連合父母会地区交付金に関する規定に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費、地域父母会活動助成費を交付および助成する。

2 父母交流会

東日本23地区を対象として、2020年11月29日土曜に、駿河台キャンパスで開催する。

3 会議

会長会議は、海外父母会の会長も交えて、2020年5月9日土曜と7月11日土曜に駿河台キャンパスで開催する。

役員会は、同年5月8日金曜、7月10日金曜、11月14日土曜の年3回開催する。

4 連合父母会50周年に向けて

2024年度に連合父母会50周年を迎えることから、「連合父母会50周年委員会(仮称)」を設置する。

Ⅲ 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)。GPAが2.20以上かつ経済的理由により修学が困難な学部生に給付する一人あたり25万円、最大100人までの「連合父母会一般給付奨学金」を継続して実施する。