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女性のためのスマートキャリアプログラム—秋期プログラムに38人が入校

自らの留学経験なども踏まえてエールを送る矢ケ﨑副機構長 笑顔で新たなスタートを迎えた受講生

明治大学の生涯学習機関リバティアカデミーは10月5日、履修証明プログラム「女性のためのスマートキャリアプログラム」の2019年度秋期入校式を、駿河台キャンパス・グローバルホールで挙行した。今期の受講生38人(昼間コース10期生15人、夜間・土曜主コース9期生23人)が、新たな学びに向けてのスタートを切った。

式典では、竹本田持副学長(社会連携担当、農学部教授)、大友純リバティアカデミー長(商学部教授)による祝辞が贈られ、プログラムコーディネータを務める小川智由商学部教授から講師陣が紹介された。

続いて、社会連携機構副機構長の矢ケ﨑淳子法学部教授が、『アメリカで女性として生きるということ』と題して記念講演を行った。矢ケ﨑教授は、アメリカの女性が社会へ進出するまでの歴史的背景を豊富な事例とともに紹介。特に、教育界では、ハーバード大学も1977年まで男子校であったことなどに触れ、「自由の国アメリカと言われながらも、人種・民族・宗教もさまざまな中で、女性を含めたマイノリティを取り巻く状況は複雑だが、女性たちはより高い教育を求め、社会的地位向上のために努力している」と考察した。「どの国にあっても、自分たちの立場を向上させるため、女性たちは最善を尽くしています。共に頑張りましょう」とエールを送った。

「女性のためのスマートキャリアプログラム」は、女性の仕事復帰・キャリアアップを支援する半年間集中のビジネスプログラムとして、2015年度に開講。これまでに300人を超える修了生を輩出している。