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ガーナ大学学長らが表敬訪問

長期的な友好関係の構築へ向け、第一歩を踏み出した(中央左がオウス学長)

ガーナ大学のオウス学長らが2019年12月12日、駿河台キャンパスに来訪し、土屋恵一郎学長、大六野耕作副学長(国際交流担当)、針谷敏夫農学部長らと意見交換を行った。

ガーナ大学は首都アクラに所在し、1948年創立のガーナ最古で最大の公立大学。健康科学部、基礎応用科学部、人文学部、教育学部等を擁し、ガーナにおける高等教育・研究をけん引する大学の一つ。2019年4月に本学と大学間協力協定および学生交流計画の実施に関する覚書を締結し、今後の協力分野のさらなる探求や交流の機運醸成に向け、今回の表敬訪問に至った。

懇談では、土屋学長が「8月にはコロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授を招いてアフリカに関する講演会を開催した。また、本学の図書館は日本最大級のアフリカ文庫を所蔵し、4月にはアフリカ研究所を設立したいと考えている。このような時期にガーナ大学との交流がスタートすることをうれしく思う」と本学におけるアフリカ関係の取り組みを紹介。

それを受けたオウス学長は、「人口増加や食糧問題等、アフリカが直面する課題に対し、明治大学と連携して研究を進めていきたい。ガーナ大学には先進的な知識や研究の機会を得るため日本に行きたいと熱望する学生が大勢いる。ぜひ、学生や研究者の交流を実現したい」と将来への展望を述べた。意見交換の内容は産学連携の現状、交換留学のシステムや奨学金、国際混住寮等、具体的かつ多岐にわたり、ガーナ大学の本学との交流に対する関心の高さがうかがえた。