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連合駿台会学術賞・学術奨励賞贈呈式

連合駿台会は1月22日、「第26回連合駿台会学術賞・学術奨励賞」を発表し、政治経済学部の浅井澄子教授に学術賞を、経営学部の安部悦生教授、農学部の瀬戸義哉専任講師に学術奨励賞をそれぞれ贈呈した。

同賞は、政財界などで活躍する明治大学校友の親睦団体である連合駿台会が、本学教員らの学術研究で特に優れた成果を表彰するもの。

駿河台キャンパス・アカデミーコモンで行われた学術賞受賞記念講演会の冒頭あいさつに立った連合駿台会・田村駿会長は今回受賞した3氏を称え「受賞を機に、先生方の力をますます発揮していただき、明大発展のためにご協力を賜りたい」と激励した。続いて、受賞者を代表して浅井教授が「叡智を次の世代に引き継ぐために—書籍市場の分析から見えるもの—」と題して講演。本学卒業後、郵政省(当時)などを経て、産業組織論を専門とする浅井教授は、書籍が体系的知識を次世代に引き継ぐ最良の媒体である一方で、書籍市場は衰退傾向にあるため、市場の健全な発展が必要であるとし、日米の書籍価格の設定や、書籍販売と図書館との関係などを解説した。

授賞式では、土屋恵一郎学長から賞状、田村会長から記念品がそれぞれ受賞者に手渡された。これを受けて受賞した3人はそれぞれ関係者への感謝を述べるとともに、より一層研究にまい進していくことを誓った。

■連合駿台会学術賞
【社会科学】政治経済学部 浅井 澄子教授「書籍市場の経済分析」

■連合駿台会学術奨励賞
【社会科学】経営学部 安部 悦生教授「文化と営利—比較経営文化論」
【自然科学】農学部 瀬戸 義哉専任講師「加水分解酵素型受容体DWARF14によるストリゴラクトン受容メカニズム
— Strigolactone perception and deactivation by a hydrolase receptor DWARF14」