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政治経済学部がタイ・タマサート大学政治学部と双方向型ダブルディグリープログラムを開始

ガモンウェート政治学部長と小西政治経済学部長(右)

政治経済学部とタマサート大学政治学部がこのたび双方向型ダブルディグリープログラムを開始することとなり、その協定の調印式が1月9日、駿河台キャンパス・リバティタワー23階の宮城浩蔵ホールで執り行われた。本学政治経済学部から小西德應学部長、井田正道政治学科長ら5人と、タマサート大学からタウィダー・ガモンウェート学部長ら5人が出席した。

調印式の冒頭、両学部長があいさつに立ち、「長い準備と議論を重ね、本日の協定締結に至ったのは両学部関係者の努力の賜物。本協定のために足を運んでくださったことに感謝する」(小西学部長)、「本日を迎えられて大変うれしい。既存の学部間協定留学(授業料免除型)に加え、ダブルディグリープログラムでも双方向の学生交流を期待したい」(ガモンウェート学部長)と今後の両校のさらなる交流に期待を込めた。あいさつに続いて両学部長が協定書にサインし、協定書を取り交わした。

政治経済学部では、学生が本学と海外大学双方の学位を取得できる留学プログラムを2014年度から実施しており、今回のタマサート大学で6校目。双方向型のダブルディグリープログラムは大学院経営学研究科で実績があるが、学部レベルでは初の試みとなる。この協定により、所定の授業を両校で履修し、要件を満たすことで、卒業時にタマサート大学政治学部の学位も併せて取得することが可能となる。

タマサート大学

タイが王政から民主主義に移行した2年後の1934年に、首相、元老などを務めたプリーディー・パノムヨンによって創設された。文系・理系合わせて14学部を持つ総合大学で、学部・大学院に約3万3500人の学生が在籍。これまで30万人を超える学生が卒業し、タイおよび世界で活躍している。