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明治中学生が「一日税務署長」に就任

一日税務署長として模擬決裁を行った堀江さん

全国納税貯蓄組合連合会が主催する中学生対象の令和元年度第53回「税についての作文」で、東京納税貯蓄組合総連合会会長賞に、明治大学付属明治中学校3年の堀江まいさんの「類のないけやき並木」が選出された。このことを受け、2019年12月18日に堀江さんが武蔵府中税務署(府中市)で「一日税務署長」を務めた。

木崎署長から委嘱状の交付を受け、一日税務署長となった堀江さんは、税務署職員との名刺交換、書類への押印を行う模擬決裁などの公務に挑戦。押印用の書類を持ってきた職員は明治高校の卒業生で、先輩後輩のつながりを感じた堀江さんは笑顔を見せた。さらに、署長訓示として、職員の前で受賞作品を朗読。一日税務署長としての職務を見事全うした。

堀江さんは、「署長訓示では忙しい中にもかかわらず、多くの職員の方が整列し、温かく傾聴してくださり感激した。この素晴らしい体験を友人や周りの人たちにも伝えて、これからも国のため、税金のために役立つことができるよう生活したい」と貴重な体験の喜びを語った。

今回の「税についての作文」は、全国7464校から57万8204作品の応募があり、東京納税貯蓄組合総連合会会長賞に選ばれたのは105作品だった。