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国際日本学部・山脇ゼミが第7回なかの多文化共生フォーラム

酒井区長、宮島理事長らと山脇ゼミ生

国際日本学部の山脇啓造ゼミナールは2019年12月4日、中野キャンパスで第7回「なかの多文化共生フォーラム—多様性のあるやさしいまちを目指して—」を開催した。中野区の酒井直人区長、中野区観光協会の宮島茂明理事長をはじめとした地域関係者に加えて、ゼミ生ら合わせて約80人が参加した。

フォーラムの第1部では、国際交流運動会NakanoBorderlessの開催(本紙第734号既報)や多文化共生プレゼンコンテストでの優勝(本紙第735号既報)など、今年度のゼミでの取り組みの報告が行われた。

第2部は、運動会などでも使用された「やさしい日本語」に関するワークショップを実施。1グループ8人程度に分かれ、やさしい日本語の活用方法などついて、ゼミ生が進行を務めて議論が行われた。

フォーラムの講評として、酒井区長と宮島理事長はそれぞれ、「今後、区の文書にやさしい日本語を活用したい」(酒井区長)、「国際交流運動会は中野区だからこそできた企画。今後もサポートしていきたい」(宮島理事長)と述べた。最後に、山脇教授が「山脇ゼミも地域の皆さんと“ワンチーム”でスクラムを組んで、中野の多文化共生に取り組んでいきたい」とあいさつし、閉会となった。