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慶應義塾大・中央大・明治学院大と法曹養成連携協定を締結 —「法曹コース構想」を受け相互に連携

中央大学法科大学院との締結式の様子 慶應義塾大学法科大学院との締結式に出席した村上一博法学部長(右) 明治学院大学法学部との締結式に出席した高倉成男研究科長(左)

このほど、本学専門職大学院法務研究科(法科大学院)が明治学院大学法学部と、本学法学部が慶應義塾大学法科大学院および中央大学法科大学院とそれぞれ「法曹養成連携協定」を1月に締結した。

これは、法科大学院と法学部が相互に連携したカリキュラムを編成し効果的な法曹教育を行う、法曹の早期育成を目的として文部科学省が推進する「法曹コース(3+2)構想」に沿ったもので、このほど3大学と本学の間で協定が締結されることとなった。この制度を活用すると、学部を3年間で早期卒業し、連携先の法科大学院在学中に司法試験に合格した場合は、これまでより2年早く法曹として活躍することが可能。

今回の連携協定は、法科大学院と法学部の学内連携協定に続くもので(本紙第736号既報)、法学部生にとっては、進学先の選択肢が広がることとなる。

なお、今回の大学間協定についても、学内協定と同様に文部科学省による認定審査があり、認められた場合、4月から5年間の一貫教育が開始される予定。