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校友会「明治大学発祥の地 記念碑祭」を開催

校友会東京都南部地区役員らによる清掃後の記念撮影の様子 記念碑への思いを語る柳谷理事長

校友会東京都南部支部(廣野宏士支部長)は1月26日、本学発祥の地である東京・有楽町近くで「第11回明治大学発祥の地 記念碑祭」を開催した。柳谷孝理事長、北野大校友会長、石川雅己千代田区長、創立者の一人・岸本辰雄先生の曾孫の岸本幸雄氏をはじめ大学役員、校友ら約130人が列席した。

これは、大学建学の精神を顕彰し、創立者の功績や開校の起源に触れて、母校のさらなる発展を祈念する行事として、1月17日の創立記念日前後に毎年催されているもの。開催に先立って、校友会東京都南部支部の関係者らによって記念碑の清掃が行われた。

第1部は、文学部兼任講師で大学史資料センター研究調査員の長沼秀明氏が「矢代操に見る明治大学誕生の原点」と題して講演。長沼氏は、明治時代初期の法をめぐる日本の状況を踏まえながら、矢代操先生が明治法律学校の設立に関わっていった経緯などについて解説した。さらに、「権利自由」「同心協力」といった創立者たちの志を紹介した。

第2部では冒頭、柳谷理事長があいさつに立ち、記念碑への思いや式典開催への謝意を述べるとともに、本学創立140周年記念事業の一環として、2022年1月の記念碑祭について、大学後援で開催することを発表した。

その後、「第56回明治大学全国校友香川大会」の案内などが行われ、最後は全員でスクラムを組んで校歌を高らかに斉唱。盛会のうちに終了した。
(校友連携事務室)