Go Forward

新入生の言葉~明治大学に入学して~

実りある大学生活へ 

経営学部 伊井 由香里

私は大学に入学するにあたって、大学生と高校生の違いをずっと考えていました。高校では決められた時間割の中で動くことが多く、自分の得意不得意に関係なくさまざまな教科を学んでいた一方で、大学では自分が興味を持つ分野を選んで深く学ぶことができるという点が大きな違いだと考えています。私は公認会計士を目指しているため、企業の経営と会計について基礎から学んだうえで、実際に社会で会計の知識がどのように活用されているのか知りたいです。また、社会は日々変化していて、今では考えられないことが10年後には当たり前になることもあります。そのため、柔軟な思考や論理的に物事を考える力を身に付けたいと考えています。最後に、今年は新型コロナウイルスの影響で行事の延期や中止があり、自分が当たり前だと思っていた日常が実は当たり前ではないということを実感しました。そのため、自分の持つ時間を無駄にせず、自分の興味があることに積極的に取り組みたいと思います。

初心を忘れず 

情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科 古川 将大

いよいよ大学生活が始まります。新型コロナウイルスの影響で入学式などの行事が中止になってしまったことは残念ですが、ここから気づいたこともありました。そしてそれは、私が大学でやりたいことにも結びついていました。

一つめは、多くの人とつながるということです。今回のウイルスの影響は世界中に広がっていて、いかに私たちの世界が緊密に結びついているかということを実感します。そのような状況の中、人々が国籍や世代を超えて助け合っている姿を見て、人とつながることの大切さに気付きました。そのため、私もゼミやサークル活動を通じて、積極的に人と関わっていきたいと思います。

そして、二つめは私の進みたい道についてです。混乱する国の中で、困っている人のために立ち上がる人々を見て、「誰かの役に立つ人になりたい」という夢ができました。この夢を具体的な形に変え、実現するため、情報コミュニケーション学部の特色でもある多岐にわたる学習分野から広く深く学び、すべてを自分の糧にすべく努力したいと思います。

自ら行動する 

国際日本学部 国際日本学科 渡邉 大樹

進路を決める際、大学の良いところは学びたいことを学べることだとよく言われました。しかし、高校を卒業してから書類の準備など、入学の準備を進めていく間に、学ぶことから得る知識や技能と同じくらい、大学生として過ごす日常の中から卒業後に必要となる多くの経験を得られるのではないかと思いました。より多くのことを経験するために、私は卒業までの間、自主的に行動することを心掛けて生活していこうと決心しました。今まで私は自ら情報収集をすることはほとんどありませんでした。しかし、4月からは授業開始に向けて、積極的に準備できていると感じています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、私が想像していたキャンパスライフの第一歩とは大きく異なる始まりとなってしまいましたが、このような予期しない出来事があっても、目標を見失わずに貪欲に学び続けたいと思います。